交通事故の症例2
腰痛
交通事故で当院にいらしたRさん。
事故当日から腰痛が強く、病院で検査をした結果、骨には異常なし。
シップと痛み止めを使っておられましたが、強い痛みが引かないため当院にいらっしゃいました。
まず、患部の炎症を確かめます。
腰の痛むところを触ると、やはり強い熱感があり、炎症しているようです。
もちろんシップと痛み止めは炎症に効果的なのですが、交通事故の場合は強い衝撃を体に受けたときに体が強く緊張してしまい、患部の血行が悪くなってしまう事が多いのです。
そうすると、いくら飲み薬を飲んでも薬は患部に到達しません。つまり薬が効きません。
Rさんはおそらくこれに合致すると考えました。
これを改善するために、患部にアプローチしていきます。
最初に体を動かしてもらい、どの動きでツラいのか確認します。
Rさんは特に反るときと、前に曲げる動作が出来ません。ほとんど動けません。
相当、患部を痛めていると考えられます。
まず患部の炎症と、強い緊張を取るためにアイシングを行います。
ベッドに寝ていただき、痛い場所に氷を当てて冷やしていきます。
15分程冷やしたら治療開始です。
冷やしたことで、患部の熱感・炎症が落ち着き、痛みも緩和したため、筋肉の緊張も和らいでいます。
こういう時に、冷やさずにいきなりマッサージを行うと、あとで痛くなってしまいます。冷やして正解です。
よく冷えた患部を、無理のない範囲で手技療法でアプローチしていきます。
そうすると、少しずつですが患部の緊張がさらに緩和されてきます。
治療後、Rさんにどうですか? と尋ねると
「動くのが楽になりました!」
との事。予想通り、うまくいきました。
今日飲む痛み止めはよく効きますよ、とお伝えして1回目は終了。
2回目、お話を聞いてみると
「ずっと薬なんて効かないと思っていたけど、ここでの治療後は凄く効いたみたいで、夜が良く寝れました」
とおっしゃっていただきました。
その後、3か月ほどの治療期間で改善し、卒業されていきました。
適切に患部を見極めてアプローチすれば、強い痛みも改善していきます。
痛みが強く不安な方は、どうぞ当院にご相談ください。
交通事故での腰痛の症例でした。
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