スポーツ症例8
テニス肘・右肘外側上顆炎
趣味でテニスをしておられる40代女性の方。
以前より痛みがあったが、先日テニスをプレイした際に痛みが強くなってしまい、プレイに支障が出てきたため当院受診されました。
テニス肘は右外側上顆炎の別名です。では何故右外側上顆炎をテニス肘というのでしょう。
テニスでは、バックハンドの際には左から右に腕を振ることになります。この場合、右肘の伸筋側、つまり外側上顆につく筋肉主導で打球することになります。
さらに、バックハンドはコントロールが難しいため、打球ミスが出やすい打ち方です。
伸筋側の筋肉を使っているときにミスが重なると、外側上顆あたりに痛みが出てきてしまう、という事になります。これをテニス肘と呼ぶわけです。
テニス肘=外側上顆炎の基本治療はアイシングですが、もちろんそれだけではよくなりません。
手技療法で外側上顆およびその周辺の組織を丁寧にアプローチしていきます。
この時に、多くの施術家が“外側上顆”つまり肘の外側の骨の付近のみを治療対象としてしまいますが、そうすると重要なポイントをはずしてしまい、回復が進みません。外側上顆炎が治りにくいと言われているのは“外側上顆”のみにアプローチしているからです。
例えば「回外筋(橈骨近位)」「手根伸筋の停止部(手の甲)」「腕橈骨筋(外側上顆よりもやや上~茎状突起)」などを丁寧にアプローチしていきます。これらは外側上顆付近から始まる筋肉ですが、その筋肉全体をアプローチしないと改善してきません。外側上顆のみを触っていては良くならないのです。
この方はプレイを続けながらを希望されたので、その場合は回復に時間がかかる事や痛みが強いときはきちんと休んでいただく事をお伝えして施術しました。
週2回、2か月ほどの施術でかなり回復。今ではテニスを楽しんでおられます。
当院では外側上顆"付近"の様々な組織を丁寧に触診し、悪いところを見つけていくので早い改善が見込めます。
ずっと同じところをアイシングしてもマッサージしてもらっても治らないな、と思っている方は是非当院にご相談ください。当院の視点でアプローチします。
