かわもと鍼灸整骨院院長の健康に役立つブログ

夏の冷えには温かい飲み物がおすすめ

2025年09月10日

9月になってもまだまだ変わらず暑い日が続いていますね。ですが、患者さんの体は顕著に変化しています。

何が変化しているかというと、9月に入ったとたんにぎっくり腰の患者さんが増えてきている事です。これは実は、夏の間に冷えてしまった体がダメージを蓄積し、そろそろそれが発現してきているのです。

ダメージを蓄積、とはいったいどういうことでしょう?

夏は暑いですから必然的に冷たい飲み物を飲みます。これは仕方ありません。暑い夏に熱いお茶を飲むなんて自殺行為です。熱中症になってしまいますので、冷たいものを飲むのは正しい行為です。

しかし、冷たい飲み物を頻繁に取ると胃や腸は常に冷たい液体に満たされることになります。そして、胃や腸のすぐ後ろには「大腰筋」と呼ばれる非常に大事な腰の筋肉があります。この大腰筋が胃や腸の中にある冷たい飲み物によって冷やされてしまうのです。

もちろん、1日や2日ですぐ悪くなるわけではありません。しかし、何十日も連続で毎日毎日、胃や腸に入ってくる冷たい飲み物によって冷やされた大腰筋は少しずつダメージを受けます。そして冷やされた筋肉はどんどん固くなり、柔軟性が無くなってしまいます。

このダメージの蓄積によって起こる筋肉の固さが悪影響を及ぼし、9月から10月ごろ、夏の終わりにぎっくり腰が増えるとされています。

これを予防するは、1日に1回でいいので温かい飲み物を取る事です。毎日暑い中で大変ですが、1日1回くらいなら出来るはず。スープでもラーメンでもOK。コーヒーなどもいいですが、少しずつ飲む間に冷めてしまいやすいので温かいうちに飲み切るようにするといいでしょう。

温かい飲み物
温かい飲み物



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