スポーツ症例6 足底腱膜炎

小学2年生のお子さんの足が痛いと来院されたTさん

お子さんはサッカーをプレイしておられます


始めは練習の後に足が痛いという訴えがしばしばあったそうですが

次の日になると痛みは大丈夫だという事で、治療が必要だと思わずに放置し

1カ月ほど前から、練習の次の日も痛がるようになり、足を引きずっていたので

練習をしばらく休ませたが治らない、という事で来院されました


小学2年生くらいの子は、足が痛い場合

「なんかわからないけど足が痛い」

という訴えをします

なので、どこが痛いのか聞いても要領を得ません

勿論、「何でどこが痛いか分からないの!」と怒ってはいけません


まず、「どこが痛いか触って教えて」と言って教えてもらいます

そうすると、足のすねの外側や後ろを気にするようにさすります

同じところをこちらが触って「ここが痛いかな?」と聞いていきます

丁寧に触っていったところ、本人が痛くなっていて気になるのは

どうも内側シンスプリントのようです


ここで、「よし悪い所は見つかった!」と治療を始めてはいけません

次に外側シン、アキレス腱、足首、足底なども確認していきます

そうすると、足裏を触ったところで「痛い!」と叫ばれます


実は、子供のシンスプリントは足底腱膜炎と合併する事が多いです

なので、念のため確認したところやはり当たりでした

しかもすねの痛みより足裏の痛みの方が強いようです


治療箇所が分かれば、後は丁寧に施術するだけです

小学生低学年くらいの子は、治りだせば早いです

足底とシンスプリントを治療+テーピングで回復させます

まずは4~5回の治療で、痛くなく走れるようになりました

そのあと数回の治療ですっかり良くなったTさんのお子さん

Tさんは

「休ませてもなかなか治らなかったのに、こんなに早く治るなんて」

と仰って、喜んでおられました


今回の治療は

  一つ悪い所を見つけても、そこで検査を終わらない

  他にも可能性があると考えて探す

という検査の基本を徹底した事で改善出来た症例でした